【最新】進化し続ける除湿機!湿気をとる仕組みや方式(種類)をわかりやすく解説

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梅雨や湿気の多い季節になると、家の中の湿気対策は欠かせませんよね。

除湿機は、そんな暑い雨の多い季節に大活躍する家電製品です。

しかし最近では、従来の除湿機能だけでなく、衣類乾燥や空気清浄など多機能化が進んでおり、選択肢も豊富になってきました。

本記事では、除湿機に関する最新の仕組みと方式の違いや特徴について、わかりやすく解説します。

じゃっきー
じゃっきー

本記事を読めば、自分がどんな除湿機を必要としているのかが、はっきりとわかりますよ。

目次

除湿機・衣類乾燥除湿機とは?

除湿機とは、空気中の湿気を取り除く家電製品で、快適な室内環境を保つために使用されます。

「衣類乾燥除湿機」は、通常の除湿機能に加え、洗濯物の乾燥を効率的に行うことができる機能を持つ製品です。

特に、

  • 梅雨時
  • 冬場の低温環境
  • 花粉・PM2.5の有害物質の浮遊
  • 虫の増加

など、部屋干しが多くなる時期や、衣類を守るために重宝されます。

じゃっきー
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わが家のように1年中「部屋干し」をしているという方には、必須アイテムといって良いでしょう。

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除湿機の仕組み

除湿機は、空気中の水分を取り除くことで湿度を下げる仕組みを持っています。

一般的な仕組みとしては、以下の2つがあります。

  • コンプレッサー式
  • デシカント式
  • コンプレッサー式は、冷媒を使って空気を冷却し、水分を凝縮させて取り除きます。
  • デシカント式は、除湿機に取り込んだ空気中の水分を乾燥剤(ゼオライト)に吸着させます。

この2つの仕組みで、空気中の水分を取り除き、湿度を下げていることを理解しましょう。

じゃっきー
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より詳しい説明は、「除湿機の方式」のところで説明します。

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除湿機のタイプ

除湿機のタイプには、

  • 衣類乾燥除湿機
  • 除湿機

があります。

衣類乾燥除湿機

「衣類乾燥除湿機」は、洗濯物を効率的に乾かすために設計された除湿機です。

最近では、除湿機と言えば「衣類乾燥除湿機」を指すものがほとんどです。

多くは、送風機能や衣類乾燥モードといった便利な機能を搭載し、風を広く行き渡らせて乾きムラを防ぎます。

部屋干しの洗濯物は早く乾き、カビや雑菌の発生を防いで、生乾きのイヤな臭いを抑えることができるでしょう。

じゃっきー
じゃっきー

最新のものは、省エネ性能が向上しており、有効にエネルギーを使用することで電気代を下げられます。

除湿機

一般的な除湿機は、湿度管理を主な目的としています。

メーカーが「衣類乾燥除湿機」と言わず、あえて除湿がメインとして「除湿機」と銘打めいうっている商品もあります。

しかし、そんな除湿機の中にも衣類乾燥モードは搭載されていて、「衣類乾燥除湿機」と明確な区別はありません

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除湿機の除湿方式

除湿機には5つの除湿方式があり、それぞれに特徴とメリット・デメリットがあります。

以下に、各方式について詳しく解説します。

5つの除湿方式

コンプレッサー式の仕組みと特徴

※出典:一般社団法人 日本冷凍空調工業会

冷媒を使って空気を冷却し、水分を凝縮させて取り除きます

エアコンの除湿運転と同じ作用です。

空気は冷えると、水分を貯める量が減ります(空気の中に水を含められる量が少なくなる)。

すると、飽和した水蒸気は除湿機の中で、水に変わりタンクに貯まるのです。

水分が少なくなった空気が再び部屋に戻るので、湿度が下がるという仕組みになっています。

じゃっきー
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梅雨の時期や夏場に、強力な除湿効果を発揮し、電気代を比較的安く抑えられるのが特徴です。

メリットデメリット
梅雨や夏場に強力な除湿効果を発揮
消費電力が比較的低い
低温時には効率が低下する
冬場は洗濯物が乾きにくい
コンプレッサー搭載なので重い

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デシカント式の仕組みと特徴

※出典:一般社団法人 日本冷凍空調工業会

除湿機に取り込まれた空気中の水分は、乾燥剤(ゼオライト)に吸着します。

吸着した水分は、ヒーターで暖められて水蒸気として排出される。

あたためられて乾いた空気は部屋に帰っていきます。

しかし、残った水蒸気は、除湿機に取り込まれてくる空気に冷やされることで、タンクに水滴となって貯まっていきます。

じゃっきー
じゃっきー

寒い地方や冬場に効果を発揮し、低温でも除湿能力が高いのですが、電気代は高くなる傾向です。

メリットデメリット
冬の低温時に高い除湿効果を発揮
ヒーターを使うので冬は暖かい
比較的コンパクトで持ち運びがラク
置き場所にも困りにくい
高温環境では効率が低下する
夏はヒーターで部屋が暑い
消費電力が高い

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ハイブリッド式の仕組みと特徴

ハイブリッド式除湿機は、コンプレッサー式とデシカント式の両方の方式を組み合わせた除湿機です。

夏季にはコンプレッサー式の冷却能力を活かして除湿し、冬季にはデシカント式の吸湿能力を活かして低温でも効果的に除湿します。

じゃっきー
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各方式のメリットを最大限に活用し、1年中、効果的な除湿を実現できる。

しかし、2つの方式を組み合わせているため、本体が大きく重くなりがちです。

しかも、高性能な機能が搭載されていることが多いので、他の方式に比べて高価になる傾向があります。

メリットデメリット
1年中の使用が可能
高性能で省エネしやすい
空気清浄など多機能
本体が大きく重い
高性能なため価格が高い

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コンデンス式の特徴と仕組み

コンデンス式の除湿機は、2つの熱交換器を使用して、湿気を凝縮(コンデンス)させて除去します。

フロンを使わないので、環境に優しく、廃棄する際にも手間がかかりません。

室温に左右されず、1年中しっかり除湿乾燥できる技術です。

メリットデメリット
冬場に除湿乾燥能力が落ちにくい
ノンフロンで環境に優しい
ノンフロンなので廃棄しやすい
比較的コンパクトで軽い
コンデンス式製品は少ない
割と価格が高い

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ペルチェ式の特徴と仕組み

ペルチェ式の除湿機は、ペルチェ素子を使用して空気を冷却し、湿気を冷やして除去します。

ペルチェ素子とは、パソコンCPUの冷却や小型冷温庫などに使われている半導体素子です。

じゃっきー
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ペルチェ式は、半導体技術によって除湿を行う新しい技術。

ダブルペルチェ素子を搭載していると、除湿効果がさらにアップします。

コンプレッサーを使わないので小型化でき、部屋の温度も上がらないうえに運転音が静か、という特徴を持っています。

小型なので、

  • 床下収納や押し入れ
  • クローゼット
  • トイレ
  • 靴箱
  • 湿気の多い洗面所や玄関

など、省スペースな場所で効率的な除湿が可能です。

じゃっきー
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静音で、寝室の除湿に1年中使っていたいときに便利。

メリットデメリット
コンパクトサイズ
狭いスペースに最適
部屋の温度が上昇しない
静かな動作音
除湿能力は低い
低い気温で除湿力は低下
リビングなどの広い部屋には不向き

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まとめ「湿気をとる仕組みや方式(種類)をわかりやすく解説」

自宅の環境や用途に応じて、自分に最適な除湿機を選ぶことが重要です。

除湿方式を理解すると、

  • 梅雨時期・夏場だけの使用
  • 冬季に強い除湿機にする
  • 1年中、部屋干しで使いたい
  • 一人暮らしに最適なものにする
  • ジメジメした部屋の除湿を最優先

といった、

じゃっきー
じゃっきー

使い方によって「除湿機・衣類乾燥除湿機」を選べます。

今回紹介した情報を参考に、快適に過ごすための1台を見つけてくださいね。

失敗しない除湿機の選び方は、下の記事を参考にどうぞ。

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この記事を書いた人

ハイブリッド式「衣類乾燥除湿機」の使用歴14年のベテラン。普段は内科の療養病棟で看護師長。看護師は不規則なシフトで洗濯をする時間もバラバラ。天候や時間に関係なく洗濯物を干したい!と除湿機を手にして早14年。「花粉やPM2.5も怖くない!」1年中、部屋干し専門の人になりました。しかも14年間、同じ除湿機を愛用しています。生活に「衣類乾燥除湿機」は必須。除湿機のステキさを世界に伝えたい。

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